抗インフルエンザ薬の薬価は?
毎年1月・2月はインフルエンザが猛威を振るいます。
手洗い・うがい・マスク着用・予防接種と
万全な対策をしていてもインフルエンザに罹ってしまうことがあります。
治療の基本は充分な睡眠と休養です。
薬に頼らず自力で治す人もいます。
しかし高熱や身体のだるさのため薬に頼り、短期間で治したい人もいます。
インフルエンザで処方される薬は
- 原因療法:インフルエンザウイルスの増殖を阻止する薬
- 対症療法:熱や咳の症状を和らげる薬
があります。
現在国内で使用されている抗インフルエンザ薬は5種類あります。
抗インフルエンザ薬の薬価はいくら?
オセルタミビルリン酸塩(タミフル)
カプセルタイプの抗インフルエンザ薬です。
症状が出始めてから48時間以内に飲む薬です。
1日2回、5日間続けて飲みます。
タミフルカプセル(75r)の薬価は¥317.90×10=3,179円です。
ザナミビル水和物(リレンザ)
抗インフルエンザ薬の一種、リレンザは吸入薬です。
専用吸入器を使用し1日10rを2回、5日間吸入します。
リレンザ(5r)の薬価から患者さんが支払う費用は\173.50×20=3,470円です。
ラニナミビルオクタン酸エステル水和物(イナビル)
イナビルは吸入薬です。
1回吸入するだけで大丈夫です。
イナビル(20r)の薬価は\2139.9×2=\4279.8
ペラミビル水和物(ラピアクタ)
点滴です。
300rを1回点滴します。
ラピアクタ(300r/60ml)の費用は\6216.00です。
薬価から基本の用量用法を基準に解説しました。
これに診察代、検査代、処方箋代、調剤料などが加算されます。
保険対応で本人負担は3割とすると、およそ3,000円程度のお薬代がかかります。
インフルエンザの場合は処方された薬を全部使い切るようにしましょう。
勝手に薬を飲むのをやめてしまうと、
体の中に残っていたウイルスが再び増えてしまう恐れがあります。
こちらも参考に!⇒インフルエンザ による頭痛の治し方
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