頭部神経痛の治療法とは?
頭部神経痛は頭部にビリビリ電気が走るような痛みを感じる神経痛の一種です。
この記事では頭部神経痛の治療法について解説します。
頭部神経痛の治療としては以下の2種類のお薬を用います。
頭部神経痛のお薬としては
- 抗てんかん薬
- ビタミンB12
の2種類です。
頭部神経痛はその名の通り頭に起こる神経痛です。
もっというと、神経が異常に興奮することでビリビリと頭に痛みが出るわけです。
抗てんかん薬は神経の興奮を鎮める作用があります。
したがって、頭部の神経が興奮してビリビリ痛みを感じているときに
抗てんかん薬を飲むと、神経の興奮が鎮まり頭部神経痛の症状が消えるわけです。
実際、頭部神経痛の患者さんが抗てんかん薬を服用した所
約50%の確率で症状が治まったというデータがあります。
次にビタミンB12ですが。
ビタミンB12は神経に作用します。
静脈にビタミンB12を注射することで頭部神経痛の痛みが軽くなります。
頭部神経痛の治療はお薬だけではありません。
痛みを感じる部分に直接麻酔薬を注射する方法もあります。
これを神経ブロックと言います。
神経ブロックをすることで数時間は痛みの苦しみから逃れることができます。
最後に頭部神経痛の究極の治療法として手術があります。
手術で血管と神経を引き離します。
さらに、外科手術で血管と神経を引き離す治療もあります。
頭部神経痛の原因は拡張した血管が神経を圧迫することで痛みが出ます。
だから手術で血管と神経を引き離せば神経痛が治るわけですね。
以上、頭部神経痛の治療法でした。
ちなみに頭部神経痛は後頭神経痛とほとんど同じ意味だと理解していただいて大丈夫です。
「頭部神経痛の治療法とは?」を読んだ人はこんな記事も読んでいます
関連ページ
- 頭部神経痛の症状とは?
- 頭部神経痛の症状についてわかりやすく解説しました。