抗インフルエンザ薬の特徴は?
40℃近い高熱が出て、激しい頭痛があるようなら病院に行きましょう。
そしてもしインフルエンザの検査をして陽性なら
あなたはほぼ間違いなくインフルエンザにかかっています。
もしインフルエンザだったら病院では抗インフルエンザ薬を処方することが多いです。
抗インフルエンザ薬とは、
インフルエンザウイルスが体の中で増殖するのを抑えるお薬のことです。
- タミフル
- リレンザ
- ラピアクタ
- イナビル
の4種類があります。
この記事では抗インフルエンザ薬の特徴について解説します。
抗インフルエンザ薬の特徴
「インフルエンザのお薬といえば?」と一般の方に質問したら
「タミフル」という名前が返ってくるくらい、タミフルは
よく使われています。
タミフルは何日飲めばよいのか?服用期間についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒インフルエンザの薬の服用期間は?
タミフルを飲むとまれですが異常行動をとる子供がいます。
死亡事件に発展したケースもあるくらいです。
そのため「当院では子供にタミフルは使用していません」
とおっしゃる病院もあります。
リレンザはお薬を「スーッ」と吸うことで効果を発揮します。
「お薬を吸うから気体かな?」と思われた方もいるかもしれません。
ですが、リレンザは粉薬です。粉を吸う感じですね。
リレンザの服用期間についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒インフルエンザの薬の服用期間は?
リレンザは直接空気の通り道に直接お薬を届けます。
だからタミフルみたいな飲み薬より効果が出るまでの時間が早いのが最大の特徴です。
しかも先ほどのタミフルみたいな子供に使用すると異常行動を起こし
死亡事故が発生するみたいな怪しい効果がでることもありません。
そういった意味でリレンザを使用する病院は多いです。
ラピアクタは点滴です。
1回だけ点滴を受ければ中菱は完了します。
ですが点滴を受けるわけですから
ベッドで仰向けで寝て、しばらくじっとしていないといけません。
時間に余裕がないと難しいお薬だといえますね。
イナビルも1回で終わる抗インフルエンザ薬です。
ラピアクタと違うのはイナビルは吸うタイプのお薬だという点です。
最後に抗インフルエンザ薬全体に通じる特徴としては
高熱などの症状が出てから48時間以内に使用しないと効果がなくなってしまうところです。
抗インフルエンザ薬はウイルスの増殖を抑える作用があります。
だからインフルエンザが増えきったはずの症状が出て48時間以降だと
まったく意味がないわけです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
こちらも参考に!⇒抗インフルエンザ薬で言われる48時間とは?
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