インフルエンザ脳症 解熱剤 ロキソニン カロナール

インフルエンザ脳症は解熱剤ロキソニン・カロナールが原因?

解熱剤のロキソニン、カロナールを使うとインフルエンザ脳症になるのでしょうか?

 

インフルエンザ脳症

 

急な寒気、発熱、関節痛に襲われ、
もしかしてインフルエンザかも?っと思ってもすぐに、病院に行けない。

 

本来、発熱はインフルエンザウィルスに対する免疫反応なので
必ずしも解熱させなければいけないというものではありません。

 

しかし高熱にうなされ動くのもつらい・・・

 

インフルエンザ脳症

 

そんなときは、とりあえず家にある薬を飲んでつらい症状を
少しでも楽にしたいと思いますよね。

 

でも薬の選択を間違えると大変な事になるかもしれません。

 

インフルエンザで最も恐いのがインフルエンザ脳症。
解熱剤の種類によってはインフルエンザ脳症を誘発する薬もあるので
使用するときには、注意が必要です。

 

インフルエンザ脳症はインフルエンザによって起こる重症の合併症のことです。

 

1歳をピークに6歳以下の乳幼児は発症しやすいのが特徴です。
インフルエンザ脳症は発熱から早ければ数時間で神経症状が出はじめます。

 

症状は,けいれん、異常行動、意識障害,重度の後遺症、
最悪の場合、死亡することもあります。

 

では、インフルエンザで高熱で苦しんでいる時に、
服用してもいい薬があるのでしょうか?

 

 

解熱、鎮痛剤としてよく知られているロキソニン。
最近では、薬局で市販されるようになりました。

 

ロキソニンは、痛みや発熱を増強させる「プロスタグランジン」の生成を抑えるます。

 

その為解熱作用、鎮痛作用に優れた薬です。
インフルエンザの症状が出ている時でもロキソニンの解熱、鎮痛効果は期待できるでしょう。

 

しかし、熱を下げたり、関節痛の痛みを軽くすることは、
出来ますが、直接インフルエンザウィルスには効果はありませんのでご注意をください。

 

ロキソニンの使用は15歳以下の子どもへの服用は絶対に避けましょう。
ロキソニンに含まれる成分が「インフルエンザ脳症」を誘発する恐れがあるためです。

 

インフルエンザ脳症

 

ロキソニンを半分に割ればいいのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし割ったからと言って子供用の用量になるわけではないので
子供への、服用は絶対に避けましょう。

 

ではインフルエンザの時でも子どもが使える解熱鎮痛剤を紹介します。

 

子供に安全な解熱剤はアセトアミノフェン系のお薬です。
商品名は、「カロナール」でインフルエンザ時の解熱鎮痛剤として使用することが出来ます。

 

カロナールは、錠剤の他に粉薬やシロップタイプもあり
子供でも飲みやすく出来ています。
もちろん、大人が使用しても大丈夫ですよ。

 

つまりインフルエンザ時の解熱剤として使用できるのは、
大人ならロキソニン、子どもにはカロナールということになります。
【第1類医薬品】ロキソニンS 12錠[ケンコーコム ロキソニン 痛み止め]【rank】

 

薬を慎重に使用すればインフルエンザ脳症へのリスクもかなり
減らすことができますね。

 

こちらも参考に!⇒インフルエンザ脳症は予防接種で防ぐことができるの?

 

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