髄膜炎による頭痛なら痛みを感じる場所はどこ?
風邪をこじらせると大変です。まれに髄膜炎を起こすことがあります。
髄膜は脳や脊髄を守る膜のことです。大事な膜です。
そんな大事な髄膜に
- ウイルス
- 細菌
- 真菌
などが繁殖し炎症を起こす病気を髄膜炎といいます。
髄膜は脳を覆っているわけです。
そんな場所に病原体が繁殖して炎症が起こったらどんな症状がでるのでしょう?
髄膜炎の症状として
- 吐き気
- 頭痛
が有名です。
頭痛といっても緊張型頭痛だったら痛みがでる場所は後頭部ですし
偏頭痛なら痛みがでる場所はこめかみ周辺です。
こんな感じで頭痛と言っても痛みがでる場所が違います。
頭痛が起こる場所の違いから髄膜炎や他の病気とわける一つのきっかけになるわけです。
この記事では髄膜炎による頭痛が起こる場所をご紹介します。
髄膜炎による頭痛が起こる場所はどこ?
髄膜炎による頭痛が起こる場所は頭部全体です。
「頭部全体なら、場所を示す意味がないのでは?」
と思われるかもしれません。
ですが、頭全体が痛くなる頭痛の方がむしろ少ないです。
左側あるいは右側といった片側性の頭痛
- 偏頭痛
- 群発頭痛
の可能性があります。
両側に起こるが後頭部中心なら緊張型頭痛の可能性がありますし
両側に起こるけど前頭部中心なら副鼻腔炎の可能性があります。
また髄膜炎による頭痛なら痛みは数日から数週間続きますが
偏頭痛だったら数時間くらいの頭痛で治まります。
他にも髄膜炎なら徐々に頭痛がひどくなってくるのが特徴ですが
くも膜下出血なら突然激痛に襲われますし
偏頭痛なら午前中といった特定の時間帯だけ痛むのが特徴です。
以上、髄膜炎による頭痛が起こる場所をご紹介しました。
髄膜炎による頭痛なら頭全体が痛くなるということでしたね。
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