インフルエンザで耳の後ろが痛いと感じる2つの原因とは?
インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することで起こる
つらい頭痛や熱に悩まされる病気です。
風邪とは違います。
そもそも風邪は症状の一つです。
また風邪の症状よりも圧倒的にインフルエンザにかかったときの症状の方がつらいです。
⇒インフルエンザはなぜ風邪よりひどい頭痛を伴うの?
そんなつらいインフルエンザですが、頭痛や高熱の症状以外にも
耳の後ろが痛くなるという症状がでることもあります。
なぜインフルエンザで耳の後ろが痛いと感じることがあるのでしょう?
インフルエンザで耳の後ろが痛いと感じる2つの理由とは?
耳の後ろにはリンパ節があります。耳下腺リンパ節といいます。
人間の体にはいろんなところにリンパ節があります。
ばい菌やウイルスに感染したりガンに侵されたりすると近くのリンパ節が腫れるのです。
インフルエンザウイルスに感染すると耳の後ろの耳下腺リンパ節が腫れることがあります。
そして耳下腺リンパ節が腫れると、耳の後ろに痛みの症状がでます。
リンパ節の腫れの原因がインフルエンザウイルスなら病気が耳の後ろの痛みも改善します。
ただ耳下腺リンパ節の腫れがガンが原因ということもあります。
もしインフルエンザが治っても耳の後ろの腫れや痛みが改善しないなら
内科などを受診するようにしましょう。
インフルエンザで耳の後ろが痛いと感じる2つ目の原因として中耳炎が挙げられます。
綿棒などで耳掃除をすると鼓膜の手前まではキレイにできるでしょう。
でも鼓膜の奥(内側)は掃除できません。
そんな感じで綿棒で掃除できない鼓膜の奥(内側)を中耳といいます。
この中耳に起きる炎症を中耳炎といいます。
インフルエンザウイルスに侵されると鼻水が大量にでるでしょう。
鼻などでインフルエンザウイルスが増殖しているからです。
鼻と耳は耳管という管でつながっています。
鼻にいたインフルエンザウイルスが耳管を伝って中耳に移動する結果中耳炎を起こすわけです。
中耳は鼓膜よりも奥です。
耳が痛いというより耳の後ろが痛いと感じるのは普通のことです。
中耳炎は耳鼻咽喉科で治療できます。
最後にまとめますと
- 耳下腺リンパ節が腫れている
- 中耳炎を起こしている
です。
こちらも参考に!⇒インフルエンザで頭痛!さらに目の奥が痛くなることってある?
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