インフルエンザC型にタミフルは効果があるの?
タミフルは抗インフルエンザ薬に属するお薬です。
インフルエンザウイルスの増殖を抑えることで症状の悪化を防ぎます。
ただ、タミフルはインフルエンザ発症から48時間以内に使用しないと
効果を十分に発揮できません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒抗インフルエンザ薬で言われる48時間とは?
あと、抗インフルエンザ薬はタミフルだけではありません。
それぞれの抗インフルエンザ薬に関する特徴についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒抗インフルエンザ薬の特徴は?
- A型
- B型
- C型
の3種類があります。
ほとんどの方が感染し発症するタイプは
インフルエンザA型か、あるいはインフルエンザB型です。
インフルエンザC型は大人が感染し発症することはほぼありません。
「どうしてインフルエンザC型は大人がかかることはほとんどないの?」
と疑問に感じた方もいるでしょう。
詳しくはこちらの記事で解説しました。
⇒インフルエンザC型の症状の特徴は?
こんな感じでインフルエンザC型は大人になって感染・発症することはほとんどありません。
がしかし、もし仮にインフルエンザC型にかかったとき
タミフルは効果があるのでしょうか?
インフルエンザC型にタミフルは有効?
結論としてはインフルエンザC型にタミフルは効果がありません。
なぜならタミフルはインフルエンザA型とインフルエンザB型に
効果がでるように作られたお薬だからです。
先ほども申しましたがインフルエンザC型は大人になってかかるものではありません。
そういった意味では患者さんの数がA型やB型とくらべてC型は圧倒的に少ないです。
つまりインフルエンザC型にかかって困っている方の数が少ないので
タミフルのような抗インフルエンザ薬を作ってほしいという需要も少ないわけです。
そのため、インフルエンザC型に対する特効薬は今のところありません。
インフルエンザC型はA型やB型と同じインフルエンザウイルスの仲間です。
ただ、逆にA型、B型、C型と分かれているくらい違うということでもあります。
最後にまとめますとインフルエンザC型にタミフルは効果はありません。
こちらも参考に!⇒インフルエンザC型とは?特徴について解説
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