インフルエンザの初期症状に頭痛が起こる原因は？
インフルエンザになると初期症状として
- 39℃くらいの高熱で意識が遠のく
- 寒気がしてブルブル震える
- 腕立て伏せを100回した次の日くらいの筋肉痛
- 関節がズキズキ痛む
- ズキズキひどい頭痛
などがあらわれます。
この記事ではインフルエンザの初期症状として頭痛が起こる理由について解説します。
インフルエンザの初期症状に頭痛が起こるメカニズムとは？
インフルエンザはウイルスが原因です。
まずインフルエンザにかかったおじさんが
「クシュン」とクシャミをしたときにあなたの口の中に鼻水が入ったとします。
こういう感染を飛沫感染といいます。
よくある感染経路です。
すると数日の間、ウイルスはどんどん体の中で増殖します。
ウイルスが体に入ってから症状が出るまでの期間を潜伏期間といいます。
詳しいインフルエンザの潜伏期間について知りたい方は
こちらの記事をご覧ください。
⇒インフルエンザの潜伏期間は何日？
話は戻ってインフルエンザウイルスが増殖中、
あなたの体の中ではウイルスをやっつけようとプロスタグランジンという
爆弾を作成し、ウイルスの元に送り込みます。
プロスタグランジンはウイルスをやっつける武器ですが
同時に痛みを起こす物質でもあるのです。
特にインフルエンザウイルスは喉や頭周辺で増殖するため
プロスタグランジンも頭の方に集中します。
そのため、インフルエンザにかかると初期症状として頭痛が起こるのです。
したがってインフルエンザにかかって頭痛がひどいのはウイルスと闘っている証拠です。
だから相当ひどくて耐えられないとき以外は
頭痛を抑える鎮痛剤は飲まない方が治りは早くなります。
またある鎮痛剤を飲むとインフルエンザ脳症を引き起こすこともあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
こちらも参考に！⇒インフルエンザ脳症を起こす鎮痛薬は？
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