風邪による頭痛で関節痛や喉が痛い症状がでる原因は?
- 熱がでる
- 頭痛がする
- 咳がでる
- くしゃみ
- 鼻水
などの症状に苦しめられます。
- 喉が痛い
- 関節痛
といった症状がでることもあります。
この記事では風邪による頭痛以外にも
関節痛や喉が痛いなどの症状がでる原因について解説します。
風邪による頭痛から関節痛や喉が痛い症状がでる原因は?
風邪による頭痛から関節痛や喉が痛い症状がでる原因は
プロスタグランジンE2(PGE2)という物質の影響です。
風邪の原因はウイルスが喉や鼻に感染することで起こります。
ウイルスをやっつけようと私たちの体はいろんな攻撃部隊を鼻や喉に送り込みます。
たとえば白血球という細胞はウイルスをやっつけるのになくてはならない存在です。
ただ白血球は体の熱が高くないと活発に動けません。攻撃力が上がらない意味です。
じゃ、どうやって熱を上げるか?というと
プロスタグランジンE2という物質を体は増やします。
プロスタグランジンE2は脳の視床下部に移動します。
プロスタグランジンE2が届くと、熱を上げるように視床下部は全身に指示するのです。
たとえば体をブルブル震わせて熱を作らせたり
外に汗を出さないように汗腺を閉じさせます。
その結果、熱が上がるのです。
熱が上がると今度は全身の血管が拡張します。
- 体温が高くなると拡張する
- 体温が下がると収縮する
のです。
熱が上がることで頭の血管も拡張します。
そして周りの神経に拡張した欠陥が当たり刺激を与えることで頭痛が起こるのです。
これが頭痛の原因です。
また、プロスタグランジンE2は熱を上げるのに役立つだけではありません。
他にも体に痛みを与える作用があります。
つまり、関節痛の原因になるのです。
次に喉が痛くなる原因としては
風邪をひくと鼻水がでますね。
鼻水は常に鼻から出ているだけではありません。
喉にも鼻水は落ちていきます。このことを後鼻漏(こうびろう)といいます。
鼻水は塩っ辛いですね。喉に鼻水が当たると刺激になりますし
炎症を起こすこともあります。
これが風邪で喉に痛みがでる原因です。
他にも風邪をひいている状態は喉にウイルスが増殖している状態でもあります。
喉にウイルスがいるので体が戦おうと白血球を送り込みます。
この状態を炎症と言います。
炎症には5つの特徴があり、炎症の5徴候といいます。
- 発赤
- 発熱
- 腫脹(腫れる)
- 疼痛(痛くなる)
- 機能障害
です。
つまり喉にウイルスが増殖して炎症を起こすと
喉が痛くなるのは当然のことです。
以上、風邪をひくと頭痛、関節痛、喉が痛いと感じる原因について解説しました。
こちらも参考に!⇒風邪による頭痛の治し方
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