インフルエンザ検査で感度って何?
39℃の高熱が出てもたいていバファリンを飲んだら治まります。
でも、バファリンを飲んで一度は高熱が改善しても
半日でまた高熱が出るようならインフルエンザが原因かもしれません。
もし心配なら病院に行きましょう。
病院ではインフルエンザの検査を受けることになります。
「インフルエンザの検査ってどんなことをするんですか?」
と気になる方もいるでしょう。
インフルエンザの検査では、頭が貫通しそうなほど長い綿棒を
あなたの鼻の穴にゴリゴリと押し込んで鼻水などの体液を採取します。
するとインフルエンザにかかっているかどうかすぐに診断できるんです。
インフルエンザ検査ってどんな感じなのか?詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒インフルエンザ検査は痛い?
ここではインフルエンザ検査の感度について解説します。
インフルエンザ検査を受けて「陽性ですね(インフルエンザにかかってますよ)」
とか「陰性ですね(インフルエンザにかかってませんよ)」と
お医者さんから言われても100%正しいとは限りません。
「物事を疑ってかかるな!」と怒る方もいるかもしれません。
ですが、もしインフルエンザ陰性だと診断されたけど
本当はインフルエンザにかかっていたら、
油断して家族や会社の同僚に病気をうつしてしまう危険性があるわけです。
あるいはインフルエンザ陰性だと言われたのに、
高熱が下がらなかったら、かえって不安になりますよね。
「変な病気にかかっているんじゃないか?」と。
そこで大事な考え方として感度と特異度があります。
感度とはインフルエンザに実際にかかっている人を検査したら
どれくらいの確率でインフルエンザ陽性だと診断できるか?という意味です。
たとえばインフルエンザにかかっている人を100人集めて検査したところ
そのうち90人の人に陽性、残り10人の人に院生という結果が出たとしましょう。
その場合、このインフルエンザ検査の感度は90%となります。
当たり前ですが、感度は高い方がよいです。
次に特異度です。
特異度とはインフルエンザにかかっていないことが分かっている人に検査したら
どれくらいの確率で、インフルエンザ陰性だと診断できるか?数値で表したものです。
たとえばインフルエンザにかかっていない人を100人集めて検査したところ
80人の人が陰性、20人に人が陽性だと診断されたとします。
その場合、このインフルエンザ検査の特異度は80%となります。
インフルエンザにかかっていないのにインフルエンザ陽性だと言われたら
たまったものではありませんね。
- 感度が61%
- 特異度が97%
です。
つまり、神様が見たらインフルエンザ陽性の人100人に検査したら61人は陽性、
39人は陰性という結果が出て、
神様が見たらインフルエンザ陰性の人100人に検査したら97人の人は陰性で、
3人の人は陽性という結果が出るという意味です。
インフルエンザから身を守るには空気中のウイルス対策が重要です。
⇒【ノロウイルス対策】クレベリンG 150g 新型インフルエンザ対策に☆ 大幸薬品
こちらも参考に!⇒インフルエンザワクチンで起こり得る副反応とは?
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