デング熱の症状として頭痛が起こる原因とは?
2014年の夏、日本でデング熱が発生しました。
1940年代にデング熱が発生してからおよそ70年ぶりの発生です。
デング熱はヒトスジシマカという日本ならどこにでもいる蚊に人間が刺されることで発症します。
デング熱に感染している人の血を吸ったヒトスジシマカが
他の人間の血を吸った時にデングウイルスというウイルスをうつすのです。
デング熱に感染し発症するとお肌に赤いブツブツができます。
38℃以上の高熱が1週間くらい続きます。
また激しい頭痛に襲われるのです。
まぁ、赤いブツブツは普通の風邪だと起こりません。
ですが、高熱と頭痛は風邪でも起こりますね。
また、原因だって風邪もデング熱もウイルスです。
どうしてデング熱などウイルスに感染したら頭痛が起こるのでしょうか?
まず私たちの体にウイルスが入ると血液の中の白血球が出動しウイルス駆除にあたります。
ただ、白血球が大活躍するためには熱が必要なのです。
36℃台の平熱では白血球は頑張れません。38℃台や39℃台の高熱が必要です。
だからデング熱などのウイルスに感染すると高熱が出ます。
私たちの体って熱いと血管は拡張し寒いと血管は収縮します。
だからデング熱に感染し高熱が出ると血管は拡張します。脳の血管も拡張します。
片頭痛の原因もそうですが、頭の血管が拡張すると
周辺が炎症を起こし、頭痛が起こるのです。
これがデング熱に感染し発症すると頭痛が起こる理由です。
ヒトスジシマカに血を吸われるときにデングウイルスをうつされて感染・発症します。
ヒトスジシマカはお昼から夕方にかけて人間の血を吸う性質があります。
「少しでもデング熱に感染したくない!」という方は外出は朝か夜にするとよいでしょう。
続いてこちらの記事をご覧ください。
⇒偏頭痛の予防・改善にお風呂はおすすめできますか?
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