年齢別ヒブワクチンの接種間隔について
この記事をご覧のあなたはヒブワクチンの接種を控えているお子さんのご家族の方だと思います。
ここではヒブワクチンの接種間隔を年齢別に分けて解説します。
ヒブワクチン接種間隔を年齢別にご紹介します
まずヒブワクチンは生後2か月から接種が可能です。
ヒブワクチンで予防できる病気は3歳未満の子供さんに発症することが多いです。
特に0歳から1歳の子供さんが多いです。
そんなこともありますからできるだけ早い時期にヒブワクチンを接種し始めたほうがよいでしょう。
次にヒブワクチンの接種間隔の基本ですが
最初のワクチンを接種してから最低でも1週間あけることです。
たとえば、3月3日にヒブワクチンを接種したとします。
ならば、接種間隔が最低でも1週間ですから3月10日以降であれば
ヒブワクチンを摂取することができます。
「でも、ほかのワクチンの接種間隔って4週間くらいですよね?」と疑問に感じた方もいるでしょう。
まずワクチンには2種類あります。
- 不活化ワクチン
- 生ワクチン
の2種類です。
不活化ワクチンは病原体そのものは含まれていない
ある意味効果の弱いワクチンです。ただ副作用は体の負担は少ないです。
これに対して生ワクチンは病原体そのものを薄めて入れています。
だから効果が強いですが、体の負担は大きいです。
ヒブワクチンは不活化ワクチンです。
だから接種間隔は1週間で十分なのです。
これに対して他のワクチンの中には生ワクチンがありますから
そんな場合には4週間以上接種間隔をあけるようにお医者さんから指示されるわけですね。
上記がヒブワクチンの接種間隔の基本です。
ただ年齢によって多少考え方が異なります。
年齢別|ヒブワクチンの接種間隔について
生後2か月あたりのお子さんの場合、
DPTといって3種混合ワクチンとヒブワクチンを同時接種することが多いです。
DPTの接種間隔は3〜8週間です。
DPTとヒブワクチンを同時接種することが多いため接種間隔は3週間〜8週間となることが多いです。
生後7か月くらいのお子さんの場合、他のワクチンと同時接種しないなら
1週間間隔で合計2回ヒブワクチンを接種することが多いです。
この辺はお医者さんの指示に従ってください。
1歳過ぎると、お子さんの免疫力も上がってきています。
ヒブワクチンで防げる病気も同様です。
そんなこともあって、1歳以上のお子さんの場合には
ヒブワクチンは1回だけしか接種しないことが多いです。
だから接種間隔という考え方がありません。
5歳以上になると十分に免疫力が上がっています。
ですからヒブワクチンを接種するという考え方がありません。
以上、年齢別にみたヒブワクチンの接種間隔について解説しました。
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