インフルエンザ脳症で後遺症が残る確率は?
子供がインフルエンザにかかって高熱や頭痛で苦しんでいても
お医者さんに相談なく解熱鎮痛剤を飲ませないようにしましょう。
ある市販の解熱鎮痛剤を飲ませると
症状が悪化してインフルエンザ脳症になってしまうことがあります。
「市販の解熱鎮痛剤ってバファリン?ロキソニン?どれが危険なの?」
と気になる方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
⇒インフルエンザ脳症を引き起こす解熱鎮痛剤とは?
- ケイレン
- 意識障害
などの症状が出てきます。
ただインフルエンザ脳症になってしまう確率は1万分の1です。
「1万分の1ってどれくらい珍しいことなの?」
と思われた方もいるかもしれませんね。
たとえば草むらを歩いていて四葉のクローバーを発見する確率が1万分の1です。
つまりインフルエンザにかかってインフルエンザ脳症を起こす確率と
あなたが草むらを歩いていて四葉のクローバーを発見する確率は同じです。
「私、四葉のクローバーを見つけたことがある」
と不安な方もいるでしょう。
もしインフルエンザ脳症を起こすと
脳に障害が残り、後遺症が残る危険性がありますから。
インフルエンザ脳症を起こして後遺症が残る確率ってどれくらいでしょうか?
インフルエンザ脳症を起こして後遺症が残る確率は何%?
インフルエンザ脳症を起こした方で、
しかも後遺症が残る確率は約25%です。
インフルエンザを起こしてインフルエンザ脳症を起こす確率が1万人に1人で、
しかも後遺症が残る確率は25%です。
インフルエンザにかかった方が4万人いれば、そのうち1人はインフルエンザ脳症のために後遺症が残るという計算になります。
つまりインフルエンザにかかると0.0025%の確率で
インフルエンザ脳症による後遺症が残るということですね。
- 自分の意志で体を動かせなくなる
- 物事を考えることが難しくなる
- 突然てんかんのような発作が起こる
- 物事を記憶する能力が落ちる
- 言葉を話す能力が落ちる
- 寿司などの固形物を食べてもうまく飲み込めなくなる
などの症状が一生続きます。
これらの後遺症はリハビリである程度改善できます。
ですが完治するには残念ですがとても難しいです。
最後にまとめますとインフルエンザ脳症によって後遺症が残る確率は
0.0025%です。
こちらも参考に!⇒インフルエンザ脳症は予防接種で防ぐことができるの?
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