抗インフルエンザ薬を使える年齢を薬の種類ごとに解説
抗インフルエンザ薬には
- タミフル(飲み薬)
- リレンザ(吸入薬)
- イナビル(吸入薬)
- ラピアクタ(点滴として使用するお薬)
などがあります。
抗インフルエンザ薬は上記のようにお薬の種類によって
- 飲み薬
- 鼻から吸う吸入薬
- 入院時に使用する点滴薬
に分かれます。
また年齢によって使える抗インフルエンザ薬、
使えない抗インフルエンザ薬があります。
この記事を読んでいるあなたはもしかしたら
家族の誰か、あるいはあなた自身に抗インフルエンザ薬が処方されたのかもしれませんね。
そして「私の年齢、家族の年齢でこの抗インフルエンザ薬は大丈夫なのかな?」
と不安なのかもしれません。
そこでこの記事では年齢別に抗インフルエンザ薬を使ってよいか?
あるいは使わない方がよいか?表でまとめてみました。
年齢別抗インフルエンザ薬一覧表
年齢別の抗インフルエンザ薬を一覧形式でまとめてみました。
抗インフルエンザ薬 |
タミフル |
リレンザ |
イナビル |
ラピアクタ |
---|---|---|---|---|
0歳から1歳未満 |
使用できない |
使用できない |
使用できない |
入院中に使用 |
1歳から5歳未満 |
よく使われる |
使用できない |
勧められない |
入院中に使用 |
5歳から10歳未満 |
使用できる |
よく使われる |
勧められない |
入院中に使用 |
10歳から20歳未満 |
勧められない |
よく使われる |
使用できる |
入院中に使用 |
20歳以上の大人 |
よく使われる |
よく使われる |
使用できる |
入院中に使用 |
上記の表から明らかなように
0歳児から1歳児までは外来で抗インフルエンザ薬が処方されることはありません。
もしあなたのお子さんが0歳から1歳なのに
抗インフルエンザ薬が処方されたのなら何かの間違いかもしれません。
あるいは研究が進んで使える抗インフルエンザ薬が増えたのかもしれません。
あと、20歳以上の大人なら抗インフルエンザ薬で使用できないものは基本的にありません。
以上、年齢別にまとめた抗インフルエンザ薬の表を掲載しました。
こちらも参考に!⇒インフルエンザ脳症は予防接種で防ぐことができるの?
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