なぜホルモンバランスが崩れると頭痛や肩こりになるの?
最近、だるくてやる気が出ない、肩が凝ったり、頭が重いなどの
身体の不調はありませんか?
その身体の不調は、
ホルモンバランスが崩れていることが原因かもしれません。
私たちは、交感神経と副交感神経のバランスを取ることで
自律神経を整え身体の調子を保っています。
しかし、ストレスなどでホルモンの
バランスが崩れてしまうことがあります。
特に女性は、ホルモンの影響を受けやすく思春期、成熟期、更年期は
ホルモンバランスが乱れやすくなるので気を付けましょう。
中でも、閉経前後の更年期の頃は、ホルモンバランスが大きく崩れるため
更年期障害を発症してしまうのです。
ホルモンバランスが、崩れると体に不調が現れます。
ホルモンバランスが崩れ、交感神経が過剰に働くと、
筋肉や血液の収縮が起こり、血流が悪くなります。
血流が悪くなると、肩こりや頭痛が起こりやすくなります。
また、ストレスで自律神経が乱れると卵巣への伝達が上手く出来ずに、
女性ホルモンも乱れてしまいます。
ホルモンバランスが崩れる原因は、自律神経の乱れのほかに、
セロトニン不足が関係していることがあります。
特に30代以上の方は、エストロゲンの分泌が減り、それと同時に
セロトニンの分泌も減ります。
エストロゲンやセロトニンの分泌量が減ると眠くなったり、頭痛が起こることもあります。
また、40代以上は、加齢による卵巣機能の低下します。
卵巣を働かせようとして、視床下部や脳下垂体からホルモンを
多く分泌しすぎると、自律神経が乱れ、ホルモンバランスも崩れます。
ホルモンは、分泌しすぎると血流が多くなりすぎて頭痛を引き起すこともあります。
まとめますと、ホルモンバランスが崩れて血流が悪くなり肩こりが起こります。
また、それとは逆にホルモンの分泌量が増え血流が多くなりすぎると頭痛が起こります。
しかし、ホルモンバランスが崩れると起こる身体の不調は、肩こりや頭痛だけでなく
めまいや手足の冷えなど他の症状も同時に出ることもあるので気を付けましょう。
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