風邪なのに頭痛以外に歯痛が起こる原因とは?
- 高熱
- 頭痛
- 咳
- くしゃみ
などの症状がでることが多いですね。
ここまでは誰でも経験したことがあると思います。
他にも風邪の症状として歯痛があります。
風邪をひくと頭痛以外にも歯痛の症状がでることがあるわけです。
当たり前ですが、
「風邪をひいているとき以外は歯痛の症状がないのに」
風邪をひいている期間だけ歯痛が起こるという前提です。
なぜ風邪が原因で歯痛が起こることがあるのでしょうか?
風邪なのに頭痛以外に歯痛が起こる理由とは?
これが風邪をひくと頭痛以外に歯痛の症状がでる原因として多いです。
虫歯などの歯周病があっても、風邪をひいていないときには
歯痛の症状がまったくないことがあります。
でも風邪をひいている時期は体の抵抗力が弱ります。
虫歯の原因菌も体の抵抗力が弱っているのをいいことに
活動を開始するわけです。
その結果、虫歯や歯周病が風邪をひいている期間だけ悪化し
歯痛の症状がでてくるのです。
つまり、風邪をひいても、元々歯の状態が完璧な方は
歯痛の症状がでることは普通ありません。
風邪をひくと鼻水がでます。鼻水を「キューン」とティッシュでかまずに
ひたすらすすっていると副鼻腔炎(蓄膿症)になることがあります。
副鼻腔炎は副鼻腔に起こる炎症です。
副鼻腔はこちらの画像のように4つの空洞に分かれています。
- 上顎洞
- 前頭洞
- 篩骨洞
- 蝶形骨洞
という4つの空洞の中でも上顎洞に炎症が起こると歯痛のような痛みが起こります。
上顎洞は上あごの奥歯と接しているからです。
したがって、風邪をひいて副鼻腔炎の中でも上顎洞に炎症が起きた場合には歯痛のような症状がでることがあります。
副鼻腔炎による歯痛の治療はこちらの記事をご覧ください。
⇒副鼻腔炎が関係する歯痛の治療はどうするの?
以上、風邪が原因で頭痛以外に歯痛が起こる理由について解説しました。
- 元々虫歯があった
- 副鼻腔炎の中でも上顎洞炎の影響
この2点です。
こちらも参考に!⇒インフルエンザが発症するとひどい頭痛で悩まされる理由とは?
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