子供のインフルエンザで頭痛の注意点は?
子供のインフルエンザで頭痛の注意点について解説します。
1〜2月にかけてインフルエンザで休む生徒の数が増えると学級閉鎖になります。
インフルエンザは学校保健法で「学校伝染病」に指定されているからです。
風邪はいくつかのウイルスが喉や鼻から感染して、
咳・鼻水・発熱などを引き起こす上気道(鼻の穴から喉の奥まで)の炎症です。
インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染して起こる
呼吸器(肺や気管支などの呼吸器官)の病気です。
インフルエンザの症状に頭痛や身体の関節痛、そして高熱があります。
インフルエンザウイルスが身体に侵入すると「プロスタグランジン」が現われます。
「プロスタグランジン」の役割は、高熱を出すことによりウイルスの増殖を防ぐことです。
こうした身体の反応が頭痛や関節痛となって現れるのです。
頭痛や関節痛を引き起こすもとの高熱を和らげるためには、解熱剤を使用します。
子供のインフルエンザの場合、解熱剤の一部に
インフルエンザ脳炎・脳症の症状を悪化させたりライ症候群に罹る可能性があります。
頭痛とおう吐が激しいときには、
インフルエンザ脳症の始まりではないかと疑う必要があります。
解熱剤は医師や薬剤師に必ず確認し
大人や上のお子さんの解熱剤を使用してはいけません。
市販薬や過去に処方された薬を自己判断で使うことも止めましょう。
解熱剤は
- 高熱のため眠ることが出来ない
- 高熱のため食事やミルクが飲めない
このような時のみ使用しましょう。
熱があっても水分が飲めて元気がある時は解熱剤の使用はなるべく控えましょう。
インフルエンザに感染したときには、
子どもの目の様子などの症状に特に注意する必要があます。
こちらも参考に!⇒インフルエンザによる頭痛でロキソニンを使ってはいけない人とは?
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