インフルエンザって潜伏期間中に外出したら他人にうつすことある?
インフルエンザにかかると脳に後遺症が出て
一生体がビリビリしびれたり、麻痺が残ることもあります。
そんな麻痺やしびれなどの後遺症が出ることをインフルエンザ脳症といいます。
一般的なインフルエンザ脳症の症状については
こちらの記事でまとめていますのでご覧ください。
⇒子供がインフルエンザ脳症になったらどんな症状がでる?
このように辛い症状を引き起こすインフルエンザウイルスは
くしゃみや咳で飛び散った唾液などのエキスに大量に入っています。
もし知らない頭のハゲた加齢臭のする60歳くらいの
インフルエンザにかかっているおじさんが電車の中で「クシュン」とくしゃみをして
あなたの口の中に唾液が入ったら、それだけでインフルエンザにうつってしまうんです。
あるデータによるとインフルエンザにかかっている人の
1回のくしゃみで約200万個1回の咳で約10万個の
インフルエンザウイルスが周りに飛び散ります。
おじさんがしたくしゃみから1〜1.5メートルの範囲内は
他人の口にウイルスが入る危険性があるんです。
もし知らないおじさんからインフルエンザウイルスをうつされたら
あなたの口に入った1個のウイルスが8時間後に100個に増殖します。
16時間後には一万個、24時間後には百万個にまで増えてしまうんです。
インフルエンザの感染力はかなり強力です。
ともあれインフルエンザのウイルスが身体の中に入ってきてから、
何らかの症状が出るまで少し時間があります。
インフルエンザウイルスが体に入ってから症状が出るまでの期間を
潜伏期間といいます。
インフルエンザの潜伏期間は1〜3日と他のウイルスと比べて短いです。
たとえばおたふく風邪(別名流行性耳下腺炎)の潜伏期間はもっと長いです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒流行性耳下腺炎の潜伏期間はどれくらい?
ここで注意点があります。
潜伏期間中でも他人にウイルスをうつす力があるんです。
外出をするとインフルエンザウイルスを拡散してしまうことになるわけです。
潜伏期間中は頭痛や高熱などの症状は当たり前ですが出ていません。
潜伏期間とは感染してから症状が出るまでの期間を言うわけなので。
もし「知らないおじさんに咳をかけられたから
もしかしたらインフルエンザにかかっているかも?」と思ったら外出はなるべく避けてください。
できればマスクをつけましょう。
自分がやられたら嫌なことは自分もしないのが日本人のいいところです。
最後にまとめますとインフルエンザの潜伏期間中も外出は極力控えてください。
他人にうつしてしまう可能性があるからです。
続いて潜伏期間中にできることについて解説します。
こちらも参考に!⇒インフルエンザの潜伏期間中にどんな予防ができる?
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